2019年新作フラワーベース「vidro(ビードロ)」KIGIインタビュー

5月21日2019年 INTERVIEW, PRODUCTS

今春より発売開始となりましたフラワーベースの新作「vidro」シリーズ。
アートディレクションを担当したKIGIのお二人(植原亮輔、渡邉良重)にデザインについてきいてみました。


–新作はどんなテーマでデザインされたのでしょうか。

渡邉「今回は『vidro(ビードロ)』という名前がついているのですが、懐かしい金魚鉢のイメージがありました。今までの中で最も夏っぽくて、夏のさわやかさがあるシリーズです」

–なるほど、金魚鉢ですか!『vidro』というのはどういう意味なのでしょうか。

植原「ポルトガル語でガラスという意味です。繊細なガラス細工のイメージで『vidro』と名付けました」


イメージの元となったガラスペン

植原「これまでフラワーベースでは、複雑なデザインに挑戦してきましたが、今回は原点に立ち戻って、一番最初に発表した時のような、シンプルな感覚でデザインしてみたらどうなるだろうという気持ちでデザインしました」

–確かにここまでシンプルなデザインは近年なかったので、逆に新鮮に感じますね。


フラワーベースのデビューとなる2003年に発表した、線をテーマとしたデザイン

–こだわったところはありますか?

植原「ただ同じ太さのストライプだと、最初のシリーズと変わらなくなってしまうので、すごく繊細に太さ調節をしながらmm単位でデザインをつめていきました」

渡邉「太いところから細くなる線の感じとかね」

植原「このデザインは6本の螺旋で構成しているのですが、立体的になった際に線が交差するところや、端に行くに従って線が太くなることによって、ちょっとしたレイヤー感が出るようにしています」

渡邉「水を入れた時にどう見えるかを意識しながら、均等な平行ではなく、角度を変えて少しずつ変化が出るようにしているんです」

–水を入れると向こう側の線が歪んで見えたり、本物のガラスのようで、そこがまた面白いですね。

渡邉「抜けの良さとかね。懐かしい感じもあるし、夏のさわやかさもある」

植原「うん、軽い印象がフラワーベースによく合ってるよね」

–そうですね、軽やかさがありますね。

–シンプルな単色カラーも印象的です。

植原「もっとカラフルなデザインも試しましたが、単色の方が線の面白さが際立って、やっぱり単色がいいねとなりました」

渡邉「お花を選ぶ時には意外とブルーとグリーンのセットの方が合わせやすくて、使いやすかったです。ピンクとレッドはすごく可愛らしい印象になるので、かわいいもの好きの人におススメです」

–さわやかなカラーが今の季節にぴったりですね。

渡邉「今までで最も軽やかさがあるんじゃないかな。単色の感じとか、本当に原点に帰ったという感じ」

–原点に立ち戻って、今後はどんなフラワーベースのデザインが生まれてくるのか、また楽しみになりました!本日はどうもありがとうございました。


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About the Author

Eriko Fujitani

1982年新潟生まれ。文化服装学院ファッション情報科卒業。映画配給会社を経て2011年ドラフト入社。D-BROS事業部担当。