幼少期の記憶を辿って

−−今回の扉を開くとイラストが広がるカレンダー「キオクノトビラ」のアイデアはどこからでてきたのでしょうか。

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閉じて開くと立体になるというアイデアは植さんからをもらったアイデアです(笑)

−−今年のタイトルは「キオクノトビラ」ですね。去年のタイトルも「記憶」でしたが。

magazine_kioku_01▲2018年版カレンダー「記憶」

昨年はモチーフとして、古い写真などを使っていましたが、今回は自分の記憶だったり、想像の花園など一枚一枚描きあげました。

−−具体的にどんなイラストですか?

基本的には植物、あとちょっと昆虫とか、自然ですね。

–よしえさんのイラストは自然がモチーフになっているものが多いですよね。

小さい頃から自然に囲まれて育ったからかどうしてもそういうものが描きたくなるんですよね。

−−どこかノスタルジックな感じがするのは、そういう背景があるからなんですね。今回はボールペンで描いてるんですよね?

最初は違う画材で描いたんだけど、もっと細かくシャッキリと描きたくてボールペンにしました。細く重なる線とか、ボールペンでしか表現できないものっていっぱいあるんですよね。

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−−最近はよくボールペンで描かれるんですか?

ボールペンで描くのは久しぶりです。だから、ボールペンならではの表現で、描きたいものを描きました。あとは、絵的なものであったり、デザイン的なものであったり、点描的なものであったり、そこに線を加えたり。

−−イラストはそれぞれの月をイメージしているんですか?

特に何月と考えて描いたわけではありませんが、まずは描きたい絵を描き始めて、12枚出来上がってから、順番やバランスを考えてそれぞれの月に置いて行きました。

−−お気に入りの月はありますか?

うーん、あまり差はないけれど10月は黒背景にしたところが気に入っています。

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白い扉がイメージを掻き立てる

−−扉の形も少しずつ違うんですか?

扉の形は3種類。別の形で縦に開くタイプも考えましたが、予算の兼ね合いもあって断念しました。扉を開けると立体になって、風に揺れたり表情も変わるのがおもしろいです。

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−−軽やかで、動きがでますね。

ある程度立体感を持たせて開いてもらい、開き加減は人それぞれ。自由に楽しんでもらえれば。

−−扉を閉じた状態も真っ白できれいですね。

最初は文字を扉に置こうとしたけど、何か違うと感じていまの状態(文字を扉の横に配置)で落ち着きました。

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−−白い世界から、扉を開くことによって違う世界、イマジネーションの世界に入り込むような感覚もありませんか?お部屋にあったら、なんかずっと見ちゃいそうです。

忙しい毎日の中でも、カレンダーを見た時にほっとしたり、ふと何かに思いを馳せる瞬間にしてもらえたらうれしいです。


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