みなさん最後に手書きの手紙を送ったのはいつでしょうか?
私自身、ちゃんとした手紙を書くのは、年に1回あるかないかといったところで、最後にいつ送ったか残念ながら、記憶にありません。。。

メールなどに比べ手紙を書くということは、手間と時間がかかります。そんな手紙のどこが面白いのかというと、一つは同じメッセージを伝える以外にも、相手に伝わる情報量が圧倒的に多いということです。
メッセージ以外にも、例えば、封筒の手触り、カードの色や形、開くときのふわっと感じる風、届ける人だけに向けられた二度と同じものが再現できない手書きの筆跡、物質として存在しますから部屋に飾ることもできるので、五感を通しメールなどとは全く違った記憶の残り方になります。

そして、手書きのメッセージが一言でもある手紙が届いた時には、特別の嬉しさがあります。目の前に一緒にいる人のことを考えるのはごく自然なことだと思うのですが、家族や親友・恋人でなくとも、一緒にいない時に自分のことを考えてくれて、ほんの少しでもメッセージを書くために貴重な時間を割いてくれたということには、なんだか特別な嬉しさがあります。

日々スピード感がます今、手紙すら重たいと言う人がいても不思議ではありませんが、メールなどが出てきたおかげで、手書きのメッセージを送るという行為自体に、それまでにはなかった価値が見えてきている気がします。

クリスマスに大切な人から手書きのメッセージが一言でも届いた人は、きっと幸せな気持ちになると思います。

さて、このクリスマスカードのデザインは、とはいえ、手書きで書くのは緊張するよね、大変だよねという人でも一言添えるだけで、絵になるように、さらに、受け取った人が部屋に飾って楽しんでもらえるようにと考えました。

xmas_tree_i
クリスマスに降る雪は、きっと特別なものに見え、まるでツリーのオーナメントのようにキラキラと輝いて見えるのでは?というイメージをデザインしました。

出来上がったものは、シンプルなカードですが、これもなかなか手間がかかっています。
光村印刷さんに立会いに行ってきました。

d_bros_magazine_xmascard_01印刷の順序はオフセットCMYK → 特色の蛍光色 → 金箔という順序で印刷されました。こちらは鮮やかな蛍光インク。

d_bros_magazine_xmascard_02濃度測定器で印刷色の最終確認。

d_bros_magazine_xmascard_03仕上げの箔押しの型です。金属を腐食させて作る、腐食版です。

d_bros_magazine_xmascard_04箔押し開始!

d_bros_magazine_xmascard_05箔の型と用紙の間に箔シートを挟み、箔押しされます。

d_bros_magazine_xmascard_06押しされた後の箔のシート

d_bros_magazine_xmascard_07箔押し完了!断裁後、封入して完成です。

誰に送ろうかと今から頭に巡らせつつ、今年はクリスマスを口実に大切な人へ、おそらく人生初となる手書きのメッセージを添えたクリスマスカードを送ってみようかなと思います。

 

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