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家紋に込められた意味

9月22日2017年 PRODUCTS, 編集部ブログ

古くより家系や、家柄・地位を表すために用いられていた家紋。元々は同じ氏族の人間と区別を図るために、土地の名前などを自分の屋号として作り、それが後の名字になりました。2017年現在、全国に約2万点の家紋が現存していると言われています。そして、その家紋にひとつひとつ意味合いがあるのをご存知でしょうか。

D-BROS GINZA SIX店では、D-BROSの新しい試みとして、日本固有の文化である家紋に着目した伝統工芸品を展開しています。日本のグラフィックデザインの原点ともいえる家紋の美しさを伝えると同時に、家紋に込められた意味もご紹介していけたらと思っています。

本日は風呂敷の柄として選んだ家紋の中から、一部縁起の良い家紋をご紹介します。

furoshiki_oritsuru
降り光琳鶴の丸
「鶴は千年、亀は万年」という言葉があるように、鶴は古来から長寿の象徴とされてきた。

furoshiki_daikon
違ひ大根
2本の大根が交わる「違ひ大根」は夫婦和合を表し、聖天様の神紋である。聖天様とは、大聖歓喜天のこと。仏教を守護する神で、祈れば夫婦仲良く、末永い一家の和合を加護してくれるといわれる。

furoshiki_rinoji
丸に利の字
利の字紋は、「戦いの勝利」「武器の鋭利」「利益が上がる」などの吉祥的な意味を持つ「利」という字にあやかって用いられた紋章である。

furoshiki_matsu
三ツ追松葉丸
四季を通じて鮮やかな緑色の葉をつける松は、冬でも一度にすべての葉が落ちることがなく、冬枯れしたように見えない。このため古くから不老長寿、吉祥の象徴として尊ばれ、家紋にも用いられてきた。

furoshiki_tsuno
三ツ又違ひ角
鹿は中国では長寿の神獣、神の化身と信じられ、その角は不老長寿の霊薬と考えられていた。日本にもその信仰が伝わり、鹿は古くから神の御使いといわれてきた。

furoshiki_kashiwa
中川家抱柏
柏の木は、新芽が出るのと入れ替わるように古い葉が落ち、葉が絶えることがない。その様子から、子孫が絶えることなく、永く家が続くよう、願いが込められた家紋でもある。

furoshiki_basho
破れ芭蕉
芭蕉は、葉は長さ2mほどもあり、風に吹かれると破れやすい。その様子から「芭蕉の葉が破れるほどに相手を攻めつける」と尚武的な意味合いで縁起が良いとされ、家紋に用いられた。破れるほどに縁起が良いため、家紋では葉に破れたところがあるのが特徴である。

furoshiki_noshi
立束ね熨斗
「のし」とは「延長」のことで、延寿を意味した。これを家紋に用いたのは、末永く吉事が続くことを願ってのことである。

 

いかがでしたでしょうか?

ひとくくりに家紋といっても、様々な形や意味があります。家紋をつくった私たちのご先祖がこのような思いを抱いていたのかもしれないと思うと、自分の家の家紋がどんなものなのか興味が湧いてきませんか?

本日ご紹介した家紋の解説は、GINZA SIXとオンラインショプで販売中の「家紋本」にまとめられているものです。店頭では実際にサンプルをご覧いただくこともできますので、ご興味のある方はスタッフまでお声掛けください。

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About the Author

Eriko Fujitani

1982年新潟生まれ。文化服装学院ファッション情報科卒業。映画配給会社を経て2011年ドラフト入社。D-BROS事業部担当。