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2017D-BROS カレンダー「JUMP」デザイナーに制作の思いを聞いてみました。<前編>

8月19日2016年 PRODUCTS, 小山麻子, 福澤卓馬

いよいよ本日よりD-BROS WEB STOREにて2017カレンダー&ダイアリーの先行予約がはじまりました。

毎年人気が高く、昨年は11月で早くも完売となった動物のカレンダーシリーズ。制作にかける思いをアートディレクターの福澤卓馬とデザイナーの小山麻子に聞きました。

 

2017年版のテーマは”全身”

−−2016年版も動物カレンダーは大人気でしたね。

福澤「うれしいです。」

−−今年はどんなカレンダーになりましたか?

福澤「カレンダーから動物たちがとびだしてくるような立体的なカレンダーです。動物のカレンダーでは毎年ひとつのポイントに注目してデザインをしていて、2014年は「目」、2015年は「顔」、2016年は「舌」に着目しました。今回は動物の体“全身”がテーマです。」

Beeh_bear▲2016年は舌に着目。ベロが飛び出す仕掛け。

jump_05_▲2017年はからだが飛び出す仕掛け。

−−どのようにしてこのアイデアが生まれたのでしょうか?

福澤「カレンダーを考えるにあたって、昨年はかわいい感じだったので、もうちょっとかっこいいものにしてみようかなとか、使い終わったあとも何かに使えるみたいなものをカレンダーに入れたらどうかなとか、何回かカレンダーを作ってみて思ったりはしてたので。ターゲットになるお客さんのこととかを踏まえてアイデアを考えました。JUMPのアイデアは昨年ベロが飛び出てたので、次に出すとしたら体ごとだなと。最初の段階ではいくつもアイデアを出しました。」

−−なるほど。ネタバレになってしまうので、ここでは詳しく書けませんが、まったく違う観点でいくつかのアイデアを考えていたんですね。

福澤「はい。全部プレゼンして、それぞれ反応は良かったです。でもJUMPが一番わかりやすいんじゃないかということで、全員一致でこれに決まりました。」

 

アイデアを実現させるための構造

−−方向性は早く決まりましたが、それからが結構時間がかかりましたよね。苦労した点はどのあたりですか?

福澤「最後まで難航したのは構造です。最初は抜きの加工だけで動物を飛び出させる構造がシンプルで面白いと思っていたのですが。」

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−−この見え方面白かったですよね。

福澤「でも、どうしてもこれだと12枚のページを1冊にまとめることができなかったんです。金具に引っ掛けるとか挟むとかいろんなパターンを検証しましたが、結果的に使い勝手の事を考えて12枚まとまっていた方がいいとなりました。」

2017カレンダー_ラフ前半_20150729▲動物のページはカレンダ−の後ろにまとめて製本し、一匹ずつくるんと前にもってくる構造

 

表情や仕草にこだわったイラスト

−−こだわった点はありますか?

福澤「こだわったというか、頑張ったところはイラストです。全部手で描きました。毎年手で描いてるんですが、今回はいつも以上にいろんな動物をいろんなテイストで描きました。」

小山「80枚は描いたと思います(笑)」

−−2ヶ月間ずっと描いてましたよね。最後入稿してから数字も手書きにしてませんでした?

福澤「そうですね、数字も」

小山「全部描きました!」

−−そんな細かいところまで!なんでですか?

福澤「動物も全部描いたんで、数字も全部手書きの方がいいなと思いました。」

−−確かに数字もかわいいです。今年12匹の動物はどうやって選んだんですか?

福澤「全然違う種類の動物が出てきた方が毎月見え方が変わっていいなと思ったので、イヌとかサルとか全然違う動物を選びました。」

小山「ひとつの型しか使ってないので、この形に当てはまる動物を探しました。
実は最初はもっとマニアックな動物、ワニとか、アリクイとか、黒豹とかありましたよね?」

福澤「そうだね、珍しい動物もいた方が面白いなと思って選んでましたが、宮田さんからのリクエストでもっとわかりやすくて、人気のある動物も入れてほしいということで、猫とかパンダとかメジャーな動物に変えました。」

−−なるほど。動物の表情についても宮田さんは言っていましたよね。

福澤「そうですね、だらぁーんとしてみえたり、ぐわぁっときてるように見えたり、シュッとしているように見えたり、動物によってぴったりくる仕草があることに気づきました。」

−−確かに、このパンダはだらぁーんとしてますね(笑)

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−−ちなみに動物のカレンダーをつくるようになって、動物好きになりましたか?

福澤「一度研究のために動物園に行ったこともありますよ。カレンダーをやっている時はやっぱりよく見ますね。道端の猫とか犬とかやたら目についちゃって。こんなにたくさんの動物が世の中にいるんだって思ったり。」

−−日頃のそういった観察もこのカレンダーに生かされてるんですね。最後に二人のお気に入りのページを教えてください。

小山「私はサルです。サルは最初からブレずにやってきたので。でも、クマも好き。」

福澤「あぁークマいいね、じゃあ僕はシロクマにしようかな。毎年必ず登場してるんで。」

−−早くみなさんに見てもらいたいですね。ありがとうございました!

 

次回はデザイナー二人にD-BROSプロジェクトに参加してみての感想や、広告の仕事と何が違うのかなど、ものづくりの仕事に対してのインタビューをお届けします。

>>2017D-BROS カレンダー「JUMP」デザイナーに制作の思いを聞いてみました。<後編>はこちらからご覧いただけます。

 

▼ふたりが手がけた2017年カレンダー「JUMP」はこちらよりお買い求めいただけます。
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▼福澤卓馬のデザイナーブログ バックナンバー

2017年賀状連載:まると線
D-BROS 2016カレンダー第2弾 愛くるしい動物たちのカレンダー「BEEH」(ベー)!
2016年賀状シリーズ:キャラクター性を持たせる

 ▼小山麻子のデザイナーブログ バックナンバー

 

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About the Author

Eriko Fujitani

1982年新潟生まれ。文化服装学院ファッション情報科卒業。映画配給会社を経て2011年ドラフト入社。D-BROS事業部担当。