毎年自分の年賀状をデザインしています。今年は申年ですので申をモチーフにデザインにしました。
現在、竹尾の見本帖本店の「クリエイター100人からの年賀状」展で展示して頂いています。沢山のデザイナーの年賀状を見る事が出来ます。お時間有りましたら、是非見にいらしてください。

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nenga11_tenji2▲現在開催中の「クリエイター100人からの年賀状」展

年賀状の文化は縮小傾向ですが、自分にとってはたまにしか会えない友達と年賀状をきっかけに連絡を再開したりなど貴重な機会として楽しんでいます。
せっかくなので自分でデザインするのですが、制作を楽しんでいるかというと、かつては非常にめんどくさいなと思っていました。

しかしあるときに、ちょっと待って、そんな気持ちでデザインされた年賀状は送る人に対してとても失礼じゃない??と非常に反省し、必要以上に力を入れる必要はないけど、自分でデザインするなら届いた人に笑顔になってもらえるように、まずは自分が楽しく作らなければと考えるようになりました。

そんな年賀状を毎年楽しく作りたいとの思いのもと、年賀状に対する悩みや不満から自分に2つの条件を課しました。

01, 自分が毎年楽しく作れるデザイン上の仕組みを作る事
02, 何年に届いた物かぱっと見て分かるようなデザインにする事

「01, 自分が毎年楽しく作れる仕組みを作る事」
これは、自分が楽しくデザイン出来なかった物は、届いた人も嬉しくないという理由からです。具体的にどのように考えたかというと、その年の干支は縁起物ですので年賀状にするにはとても良いモチーフで十二支を1セットにし12年で一つの小さなプロジェクトとして考えたところ、来年はこんなデザインにして行こうと次を考えるのが楽しくなって来きました。

「02, 何年に届いた物かぱっと見て分かるようなデザインにする事」
これは、自分に届いた年賀状に対して小さな悩みがあり、自分が作るものだけでもデザインで解決したいなと思ったためです。どういう悩みかというと、届いた年賀状を整理していると、たまに消印がかすれていたりで、何年に届いた年賀状が分からなくなってしまう物が有り、しかも引っ越しされてどちらが新しい住所か分からない!ということが有りました。

届いた年賀状の管理を毎年きちんと行えている几帳面な方には必要ないかもしれませんが、同じような小さな悩みを持つ方もいるのではないかと思いそれをデザインで解決したいと思いました。

その結果分かりやすく、その年の干支と年号をメインチーフとしてデザインをする事にしました。自分の人生においてその年号と干支がモチーフに出来るのは一生に一度の貴重な組み合わせでもあります。一生に一度しかデザイン出来ないと考えると、それもまた楽しみの一つとなります。

このように考える事で、毎年のめんどくさいが、ちょっと楽しい年賀状作りになりました。
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▲2012年から作り始めた年賀状

正直かなり独りよがりのくだらない話だと思います。ただ、普段仕事をしていて、山積みの問題に阻まれ、つまずく事だらけですが、どんなに小さくても楽しさ(=解決方法)を見つけられれば仕事のモチベーションは格段に上がります。この年賀状の制作を通して仕事を楽しくするヒントを見つけられたような気がしています。

楽しく作った年賀状を送った友人が少しでも笑顔になってもらえたら嬉しいなと思います。そして、あえて自分にプレッシャーをかけることで、一生続く小さな私的プロジェクトにしていけたら楽しいなと思っています。

関本明子

 

「クリエイター100人からの年賀状」展vol.11
会場:竹尾 見本帖本店(東京都千代田区神田錦町3-18-3)
会期:2016年1月21日|木|―2月26日|金|
会場時間:10:00-19:00 土日祝/休

▼関本明子デザナーズブログ バックナンバー
2016年賀状シリーズ第4回:海の向こう側を意識した表現

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