サルをスケッチしてみた。

 

うまくかけたものと、そうでないものがあった。

何がちがうか。

 

そんなに描きこんでなくてもサルに見えるものは、

フォルムの特徴をつかんでいるようだった。

 

いくつも描いてみて、描いているうちに

「どれだけ少ない線で、サルに見えるか」という

遊びのような感覚がうまれてきた。

 

色をつけたくなった。

 

線を太くしてみたり。

線をつないで、面にしてみたり。

 

面が色を見せるのに、よさそう。

 

機械で色をつけたものでは、

スケッチの時の気分がでなかった。

 

画用紙に色鉛筆で塗ったら、

色が鮮やかで、いいと思った。

 

印刷でもこの色だしたい。

 

ふかふかの画用紙を見つけて、

色をぬる前に、画用紙に跡をつけたら

跡のところは色がのらなくて、線になった。

 

はじめの頃に描いていた「フォルムの線」と

「色の面」が合わさった。

 

茶色と赤の2色だけでつくる、という

ルールの中、フォルムをどれだけみせるか

で、作っていた。

 

人にみせてみたら、

そのルールは、たいしたルールじゃないと思えた。

 

そのルールをやめたら、

もうすこし広がった。

 

それぞれのサルに似合う色を1色足した。

顔の赤さと、おしりの赤さもちがう色。

 

画用紙の上に残る、

色鉛筆の軌道をどれだけ残すか

試す。

 

大きな画用紙に描いた軌道のバランスがよかった。

色面を塗りつぶすのに、思ったより力をつかった。

 

原画の鮮やかさを出したくて

印刷は、蛍光を2色。

 

CMYKのM版を

3匹のサル、それぞれ違うインクで刷ってみた。

 

3色の毛色の違う

サルが、仕上がった。

 

 

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