2015年 Flower Vaseの新色が発売になりました。 今回で14シリーズ目となる新作は手描きによるデザイン。手描きならではのインクの乗りやかすれ具合を楽しむことができるものとなっています。今回手書きを担当したデザイナーに制作話を聞いてみました。(デザイナー:天宅正)
 
 
 

ーー今回のデザインの方向性はどういうふうに決まっていったんですか?

天宅 いつものように「今回のデザインの方向をどうしましょう?」とKIGIの二人(植原亮輔・渡邉良重)に相談した時に手描きを一度試してみようかという話が出て、ラフ制作を始めました。他の方向もいくつかありましたが、ラフの段階で可能性を感じられるデザインがいくつかあったので今まで無かった手描きでチャレンジしてみようと決まりました。手描きといっても、偶然に任せるのではなくある程度規則性を持ちながら、それでいて堅くないデザインを心がけました。
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機械が描いたような均一な線ではなく、線の強弱にも気をつけています。水を入れて立体になった時のことを考慮して、FVの形に添った太さや、密度にしています。

ーージグザグの線は一筆描きですか?

天宅 いえ。筆にふくんだの絵の具はそんなにもたないので、一本一本角度を変えてその都度、絵の具をつけ直して描いています。

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ーービニールに印刷する前は、紙にデザインを描いて、デザインが決まったらそれをスキャンしたっていう感じですか。

天宅 そうです。ガイドを作って原寸で描きました。

ーーちなみに、何回も描きました?

天宅 たくさん描きました。でも、そうしないと未熟さが強調されすぎて、本当にただ不慣れな感じの線にしかならいので。細かいこだわりですが、筆の掠れとかインクの溜まり具合も感覚が掴めるまで描きました。

FV_fleehand_s

ーー練習したんですね。

天宅 そうです。一定だけど不揃いになるように。文字と一緒ですが、PCで通常業務をこなし過ぎてしまい手作業が減ってしまっていて、僕は一発ではササッと思ったとおりの線や文字が書けないです。何回も書いて手が慣れた頃にようやく、感覚が掴めてくるという感じです。

 

 

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