炊きたてのご飯って本当においしいです。

寒い朝、冷えきったキッチンに、ジャーを開ければそこにはほっかほかの米粒が。

おはようと言われているような気がして、とっても幸せな気持ちになります。

きっと新鮮さがにおいとか見た目とかに表れていて、それを無意識に感じ取っているんですね。

最近考えているのは、デザインも同じだなぁということです。

できてしまえば、デザインは一人歩きして半永久的に残っていくものもありますが、ここでの話は形になる前の話。

アイディアを思いついたとき、それは本当に輝いていて、それがあれば何だって乗り越えられるとさえ思うものです。

でも、それを具体化していくにつれ、考えたり悩んだり調整したりしている間に時間が経ち、どんどん頼りないものに感じられてくる。

きっと、アイディアは生まれるものですから出てきたときは新鮮だけど、それだけではまだまだ弱い存在なのでしょう。

だから、時間が経てば薄れてしまう。

薄れてしまえば、おいしくするのは難しくなるから、料理するのが難しくなっていく。

とっても、もったいないです。

私の中ではこういうことが頻繁に起きてしまうので、本当に本当にもったいないなと思います。

もっともっとスピード感を持って、おいしいものをおいしいうちに食べれるように、仕事をしていきたいです。

 
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雪国の冬は白。東京の冬は。

高度なデザインは、簡潔で複雑なものです。

初心は忘れるので、 思い出さなければなりません。

デザインの気づき